タコニック・バイオサイエンシズ、科学諮問委員会の設立を発表

ニューヨーク州レンセリア発, Feb. 23, 2018 (GLOBE NEWSWIRE) — 遺伝子組み換え操作を行ったマウスモデルや関連サービスのグローバル・リーダー、タコニック・バイオサイエンシズ (Taconic Biosciences)は科学諮問委員会(Scientific Advisory Board、SAB)を設立し、最初の委員としてJ・ビクター・ガルシア博士 (J. Victor Garcia, PhD)、アンドリュー・グッドマン博士(Andrew Goodman, PhD)、デイビッド・ヒル博士(David Hill, PhD)を任命したことを発表した。

科学諮問委員会(SAB)は科学関係のインサイトやタコニックの製品とサービスポートフォリオの展開についてのガイダンスを提供して同社の経営陣に協力する。マイクロバイオームと癌免疫治療の両方の分野におけるタコニック(Taconic)の既存のリーダーシップを駆使し、これらおよびその他のリサーチ分野における革新を継続するための補完的ノウハウを同社にもたらす。

タコニック・バイオサイエンシズ(Taconic Biosciences)のCEO、ボブ・ローゼンタール(Bob Rosenthal)は次のように述べている。「発見と前臨床動物モデルでは、極めて複雑で高価値のトランスレーショナルモデルへの移行が続いています。お客様にタコニックが引き続きベストソリューションを提供するためには、新しいモデルやサービスの開発・検証に当たり、科学の第一人者の皆様からガイダンスを得ることが重要です。」

J・ビクター・ガルシア博士(J. Victor Garcia, PhD)は、ノースカロライナ大学チャペルヒル校(University of North Carolina at Chapel Hill)医学部のエイズ研究所(Center for AIDS Research、CFAR)、および世界衛生・感染病研究所(Institute for Global Health & Infectious Diseases、IGHID)感染病科(Division of Infectious Diseases)の医学教授である。「オリヴァー・スミティーズ研究者(Oliver Smithies Investigator)」に指名され、アメリカン・アカデミー・オブ・マイクロバイオロジー(American Academy of Microbiology)の特別研究員である。ガルシア博士はその経歴全体において、特に感染症の分野におけるバイオメディカルリサーチ用ヒト化マウスの開発、導入、使用におけるエキスパートとして実績を評価されている。ガルシア博士はモンテレイ工科大学(Instituto Tecnológico y de Estudios Superiores de Monterrey)にて科学学士号を取得し、ジョージタウン大学で(Georgetown University)化学博士号を取得している。

アンドリュー・グッドマン博士(Dr. Andrew Goodman)は、イェール大学医学部(Yale University School of Medicine)の細菌学の准教授および細菌科学研究所(Microbial Sciences Institute)の会員である。グッドマン博士(Dr. Goodman)はこうした領域での取り組みにおいて、NIHディレクターの新人イノベーター賞(NIH Director’s New Innovator Award)、ピュー・スカラーズ・フェローシップ(Pew Scholars Fellowship)、デュポン青年教授賞 (DuPont Young Professor Award)、バロウズ・ウェルカム・ファンド研究者賞(Burroughs Wellcome Fund Investigator Award)、ハワード・ヒューズ医学研究所部門学者賞(Howard Hughes Medical Institute Faculty Scholar Award)、科学・エンジニアリングにおける早期キャリアの大統領賞(Presidential Early Career Award in Science and Engineering)を受賞している。グッドマン博士(Dr. Goodman)の研究は、人体の消化器内のマイクロバイオームと宿主の間での相互作業の機序についての理解に注目している。博士の研究室(Goodman Lab)では、マイクロバイオームを研究するために細菌の遺伝子学、ノトバイオート動物モデル、計算論的アプローチを組み合わせて新技術を開発し、これらのアプローチを駆使して個体間のマイクロバイオームの差異と結果を解明している。博士はプリンストン大学(Princeton University)でエコロジーと進化生物学を学び、ハーバード大学医学部(Harvard Medical School)でマイクロバイオロジーの博士号を取得している。

デイビッド・ヒル博士(Dr. David Hill)は、オルガノン(Organon)とメルク(Merck)における20年間の経験をはじめとして、多数の大手製薬会社の薬理学部門を指揮し、多岐にわたるキャリアで成功を収めてきた。ヒル博士(Dr. Hill)の治療ノウハウには、神経科学、疼痛、麻酔、心血管代謝、腫瘍学などが含まれる。同博士のキャリアでは、臨床前の動物モデルプログラムの指揮で重要な役割を果たし、多数の治療薬の新規承認の成果を上げている。このような科学的ノウハウに加え、社内外のリソースを調和させ、化学的・事業上の両方の面で優れた結果を生み出すための知識も豊かである。ヒル博士(Dr. Hill)は、ハットフィールド・ポリテクニック(Hatfield Polytechnic)で応用生物学の科学学士を取得し、セント・トーマス病院医学部(St. Thomas Hospital Medical School)で薬理学の博士号を取得している。

タコニック(Taconicの製品やサービスについて詳しくは、電話番号1-888-TACONIC (888-822-6642)(米国)または+45 70 23 04 05(欧州)またはinfo@taconic.comまで問い合わせのこと。

タコニック・バイオサイエンシズ(Taconic Biosciences, Inc.について
タコニック・バイオサイエンシズ(Taconic Biosciences, Inc.)は、遺伝子工学的に操作を行った齧歯類モデルおよびサービスにおける各種免許を取得済みのグローバルリーダーである。1952年に創立されたタコニックは、最良の動物ソリューションを提供することで、貴重なリサーチモデルの取得、カスタム生成、繁殖、事前コンディショニング、試験、および世界各地への流通を支援している。遺伝子組み換え操作を行ったマウスモデルやラットモデル、精密リサーチ用マウスモデル、統合モデル設計・繁殖サービスを専門とするタコニック(Taconic)は、米国および欧州に3ヶ所のサービスラボラトリーと6ヶ所の繁殖施設を擁し、アジアにおける流通取引関係も維持しており、世界のほとんどどこにでも動物モデルを提供できるグローバルな出荷能力を備えている。

報道関係者向け問い合わせ先
ケリー・オーウェン・グローバー(Kelly Owen Grover)
マーケティングコミュニケーション担当ディレクター (Director of Marketing Communications)
(518) 697-3824
kelly.grover@taconic.com

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